習慣化ができないあなたに読んでほしい一冊

男性 20代 建築業 営業職

なぜこの本を手にとったか

「習慣が10割」をとった理由は良い習慣を身に付け、ダイエットや副業など“自分の思い通りの人生を実現したい”と考えたからです。

 実は私自身、習慣化には興味があり、何度も挑戦したが、失敗してきた人です。早起きから始まり、ランニング、日記、資格の勉強など、挫折した数は星の数ほどあるかと思います。

 それでも私はあきらめきれなかったので、本書をとり、習慣化について学び、人生を変えていこうと決意して読むことにしました。

学べたこと、参考になったこと

習慣化させるためのノウハウが大変勉強になりました。

特に

  1. 小さく始めること
  2. 達成基準をできる限り下げること
  3. 1個前の習慣を決めること

以上は習慣化させるために一生使っていくスキルです。

  1. 小さく始めること

小さく始めること、この学びが良い習慣を定着させる最高のスタートを切らせてくれる技術です。

私は早起きをして朝の時間を活用したかったのですが、早起きができませんでした。

「これから毎日朝5時に起きよう」と決意しても最初の3日間で終わってしまいました。

「早起きが継続できない」と思った私は「小さく始めること」を学習したので、「まずは毎朝6時に起きよう」と変更して始めることにしました。

最初は朝6時の目覚ましでなんとか起きるのですが、徐々に目覚ましなしで起床できるようになりました。

目覚ましなしで起きられると気づいたら、5時30分に起床し、継続していくと5時に起きられるようになっていました。

この実体験から良い習慣を身に付けたいなら、高望みせず、小さく始めることからやっていこうと学びました。

2. 達成基準をできる限り下げること

「達成基準をできる限り下げること」も早起きを習慣化させるのに使いました。

私の中で起床を「ベッドから降りたら起床したことにしよう」と基準をできる限り下げ、取り組みました。

 この作戦は見事にハマりました。最初は2度寝してしまうかもしれないと思っていたのですが、ベッドから降り「達成した」と思うとなぜか眠気が無くなり、そのまま起きられるようになっていました。

3. 1個前の習慣を決めること

 最後の学びである「1個前の習慣を決めること」が朝の時間を活用できるようになった最大の理由です。

 「朝の時間を活用する」ために毎日寝る前に「朝何をやるか」を決め、やることを書くようにしておきました。

はじめは苦戦するのですが、不思議なことに実践していくにつれ、朝の時間を活発的に使えるようになりました。

あまり納得のいかなかった内容

「~しなければならない」の挫折に対する対応があまり納得できなかったです。

習慣化させていくうえで、必ず「これはしなければいけない」と考えてしまい、この考えが逆効果に働いてしまうことは理解しています。

しかし、それに対する対応策が『「やりたい・やりたくない」の感情を大切にする』です。

たとえば「早起き」を習慣化させたいが「早く起きたくないけど、早起きしなくてはならない」と思案してしまいます。

この対応策だと「早起きはしたくないからやめよう」になってしまうので、あまり納得いっていないです。

習慣化の挫折に対する対処が実用的で納得した

納得できない部分があるとはいえ、「なりたい自分を明確にすること」や「自分の現在地を確認する」等、習慣化させるうえでの挫折の対応策はたくさんあり、どれも実用的です。

とても学ぶものが多く、たまに読み返しては実践している技術ばかりで、ためになっています。

まとめ

「学べたこと、参考になったこと」で述べたとおり、この本の内容を実践し、最終的には朝4時の起床ができるようになりました。そして、4時から出勤の間、筋トレなどのダイエット、副業など有意義に時間を使えるようになり、充実しています。

この本は「習慣化させたいけど何度も挫折してしまった人」、「これから良い習慣を作っていきたい人」にオススメです。

具体的には「何度もダイエットに失敗している人」や「仕事に余裕ができたが、さらに自己成長していきたい人」にオススメです。