投資家みたいに生きろ――将来の不安を打ち破る人生戦略

男性 会社員

将来のことを考えると不安だが今のことで精一杯だ

こういった若者にぜひともおすすめしたい本です。
この本では、タイトルの通り「投資家としての思考法」を学ぶことができます。
※「投資家になるための本」ではありません。
近年の日本では、「不景気」や「少子高齢化」といったネガティブなワードがメディアを通じて嫌というほど聞かされています。

そんな中、若者は未来に「不安」を抱きながら、現状を維持するため「とりあえず大学に」、「とりあえず正社員に」と日本社会が決めたレールの上で過ごしています。
しかしながら、この本ではそんな生き方を全否定してくれます。

若者こそ 投資すべき

「投資」と聞くと、日本人はどうしても「金稼ぎの汚いもの」といった悪しきものと思う方もいるかもしれませんが、この本ではそういった印象を一切受けませんでした。
(というより、悪しきものというのがそもそも偏見でしかありませんが)


この本では「投資」を「思考法、習慣」と定義していて、ひいては「生き抜く方法」と説いています。
また、紹介されるいくつかの「投資」は、主体性・時間・お金・決断・運の5つに分けて教えてくれ、そのどれもが本質を踏まえて解説をしてます。

時間というのは誰にとっても平等


この中で特に印象的だったのが時間です。
それゆえに無駄にしてはいけないものだと改めて痛感いたしました。
さらに、この本で紹介されている「投資」の手法は一見難しそうですが、絶妙な例えのおかげでスッと理解することができました。


特に印象に残った手法をご紹介すると、第一印象を最大化する投資方法では、出会った相手に「飴」をプレゼントするというものです。
名付けて「飴ちゃん投資」だそうです。


この投資により、第一印象を良くするだけでなく
・相手の警戒心を緩め、会話のきっかけを生む。
・相手からさりげないお礼をしてもらえる。
・さりげないもののため、相手にプレッシャーを与えずに済む

といった副産物もあります。
これは飴だけに限らず、ちょっとしたおやつや飲み物などにも言えるため、非常に効果的だなと感じました。

まとめ

「良質な情報を発信している人のもとには良質な情報が集まる」ことも、「飴ちゃん投資」の仕組みを理解すれば、納得いきますね。
まとめとして、この本では「投資家としての思考法」を学ぶことで、人生100年と言われているこの時代を一生成長し続ける”スタイル”を得ることができます。