7つの習慣

,男性 会社員

成功には2種類ある 

この本を読むことで本当の成功とは何なのかを理解する事が出来ます。

私はこの本を読むまで、世の中の成功している人は才能があったり、環境に恵まれていたり、結局ラッキーなだけ。自分なんかに成功は無縁だと思っていました。

しかし、成功には2種類ある事を本書を通して学びました。短期的な成功と長期的な成功です。私の中のイメージの成功とは前者のことでしたが、本書では本当の成功は後者である事が強調されていました。私は本書と出会い、長期的な成功を成し遂げる為に重要な7つの習慣を意識する様になりました。この7つの習慣を1人でも多くの人が意識することになれば個人だけでなく、周りの人達までも幸せになる事が出来そうです。

本書の素晴らしい所は、今から成功したい人だけでなく、既に成功している人が持続的に成功する為にも参考にできる点です。

 一般的な自己啓発に関する書籍は短期的な成功に焦点を当てた物が多く、コミニケーション能力や、モチベーションに関する内容の物が多いですが、本書では長期的な成功は素晴らしい人格者になる事が最も重要だとまとめてあります。

私は学生時代から現在まで、アルバイト、就職先で様々な人物と関わってきましたが、今思えば、成功している(役職上位者)は人格が素晴らしい方が多いと納得しました。

 私が本書で1番印象的で参考になった点は、時間の使い方において、重要かつ緊急性の低い事に時間を使う事が重要度という点です。私達はどうしても重要かつ緊急性の高い仕事にばかり気を取られてしまいます。目先の作業に追われるが余り、自己啓発などの緊急性は低いが長期的に自分の為になる行動を厳かにしてしまいがちです。その場凌ぎのために目の前にある作業ばかりを行っていると、自己啓発の為の時間が削られてしまいます。本当に今やる必要がある仕事なのか、を常に考えながら不要な仕事は断る勇気も必要だと思いました。

 本書では「人生のゴールを自分の葬式の参列者にどの様な弔辞を読まれたら嬉しいか」

と考えており、その人格になる事を目指すべきだと述べています。私はこの点に関しては少し大袈裟な発想に思えたので、納得できませんでした。

まとめ

 本書全体を通しての1番の収穫は、長期的に成功する為には全ての行動において、常に自分の中で人格を磨くためになっているかを考え行動すると良いという考えが身についたことです。

長期的な目標などモチベーション維持したい方におススメです。